1 背景と目的
少子高齢化がさらに進行する中、持続可能な社会保障制度を維持するため、静岡県及び県内の全市町がデータに基づいた実態把握に加え、科学的な根拠に基づいた効率的、効果的な健康福祉施策の推進が図られるよう、介護サービスの利用状況、患者の受療状況及び特定健診の結果等の個人情報を県に提供し、データ集計及び分析業務を実施することとなりました。
2 個人情報保護のための主な安全対策
① 町、静岡県国民健康保険団体連合会、静岡県後期高齢者医療広域連合及び県による4者協定を締結します。
② データの集計及び分析業務の一部を国立大学法人浜松医科大学等に委託する際は、秘匿処理加工を行ったデータを使用します。
③ 静岡県においては、静岡県国民健康保険団体連合会と専用回線で結ぶ端末を使用し、IDによる管理等不正利用を防止する対策が講じられます。
3 提供する個人情報
別紙のとおり ※添付ファイル 国保データベースシステムの主な対象データ.pdf
4 データの用途
区分
|
用途(想定例)
|
実態把握
|
特定の健診結果の人の受療状況や介護サービスの利用状況など、健診、医療、介護の複数の分野にまたがる実態把握
|
計画策定・
進捗管理
|
県の医療計画、介護保険事業支援計画の策定、進捗管理に活用
町の介護保険事業計画の策定、進捗管理に活用
町のデータヘルス計画の策定・評価の支援に活用
|
施策の推進
|
保健指導や介護予防等、施策の対象者の抽出に活用
|