この度、令和5年4月23日執行の選挙において6期目の町長職を改めて拝命いたしました。東日本大震災が起きた年が平成23年であり、3期目の当初からまちづくりの基軸を「津波防災まちづくり」に置いて、12年にわたり愚直に力強く、その目標である「防災とにぎわい」の実現に努めてきました。津波防災まちづくりの目標を「町民の命を守る対策」と「町民の財産と企業の生産活動を守る対策」と定め、前者は津波避難タワーや避難道路の整備などによりほぼ達成し、今は後者の一丁目一番地ともいうべき防潮堤や吉田漁港のL2レベル津波対策に注力しています。これからの4年間は、住吉海岸防潮堤の整備や東名吉田インター周辺のバスターミナルを核とする交通拠点化、県営吉田公園南側エリアの憩いの場の整備など、津波防災まちづくりの全体像を示すシーガーデンシティ構想の具現化と新たな吉田町の創造に向かって奔り続けます。
令和5年6月 吉田町長 田村典彦