2016年2月17日 作成
文化財
三番神社所蔵の人形の頭
(さんばんじんじゃしょぞうのにんぎょうのかしら)
問い合わせ |
下片岡三軒屋上川原989-1
(三番神社所蔵)
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指定日
昭和56年(1981)2月10日
指定事由
一.江戸中期以降の浄瑠璃の、代表的な首である。
一.和泉太夫以後の、郷土における操人形の流れを知る手掛かりとなるものである。
解説
この首が伝えられたのは、九左衛門新田の萩原家である。初代清三郎は、住吉の和泉太夫が没した時46歳。その子清吉は、16歳であった。(和泉太夫の弟子であったかもしれない)萩原家の浄瑠璃の首は、殆ど新しい面相の首が多い。その3分の1ほどが、細江道上の又右衛門一家によって作られた。(府中の中島屋によっても製作されている。)
この浄瑠璃の首は、明治30年(1897)頃まで使用された。