2016年2月16日 作成
文化財
寺島川除地蔵の灯篭あげ
(てらしまかわよけじぞうのとうろうあげ)
問い合わせ |
大幡寺島1716地先(大幡寺島地区灯籠保存会) |
指定日
平成3年(1991)12月1日
指定事由
一.郷土の庶民的信仰行事として、現在も継続、伝承している。
解説
この地域は、大井川の度々の洪水にあった。水難事故、田端や家屋の被害が多かったため、被害を最小限にくいとめたいと、天保年間(19世紀中頃)、堀住千二家の先祖千代蔵氏が、焼津市小川の海蔵寺地蔵尊の分霊をこの地に勧請し祈祷、供養したのが始まりであった。
行事は縁日の8月24日(現在は前後の日曜日)に行われ、水難事故の犠牲者の霊を弔うとともに、洪水の被害を免れるための祈願をこめ、灯籠あげの行事を行う。