国は、法律に基づき、全国の自治体が主な業務で使用するシステムの仕様を共通化する「地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化」に取り組んでいます。
 この取組の一環として、システムで使用する文字も「行政事務標準文字」に変更されます。

 吉田町においても、主な業務システムで使用する文字を令和7年度から令和8年度にかけて「行政事務標準文字」に変更します。
 このため、町が発行する各種証明書やお知らせなどに書かれている氏名や住所の文字の形が、これまでのものと一部変わることがあります。

「行政事務標準文字」とは何ですか?

 「行政事務標準文字」は、すべての自治体が同じ文字を使うことによって効率的な行政サービスの実施や大規模災害への迅速な対応ができるよう、導入するものです。戸籍や住民票で使用されている標準的な文字をもとにデジタル庁が作成しました。

どのように変わりますか?

 部首の大きさ、曲げはねの違い、一部の長さや形の違いなどから字形(デザイン)が変わる場合があります。
 字体は同じだが、字形(デザイン)が変わる例


今まで使っていた漢字は使えなくなるのですか?

 行政事務標準文字は、自治体が発行する証明書や印刷物、コンピューター処理などで使われるものであって、住民の方が同じ文字を使用しなければならないというものではありません。書類などに使う文字は、手書きの文字であればこれまでどおりに使えます。コンピューターから入力する文字は行政事務標準文字を利用することになります。

さらに詳しく知りたい方は、デジタル庁ホームページをご覧ください。

https://www.digital.go.jp/policies/local_governments/character-specification