脳脊髄液減少症とは
交通事故の衝撃やスポーツ外傷、転倒など、身体に大きな衝撃を受けたことが原因で、脳脊髄液が漏出・減少し、頭痛やめまい、吐き気、耳鳴り、不眠や記憶障害などの症状が現れる病気です。日常生活に支障が生じているにもかかわらず、周りの理解が得られず、苦しい思いをしている方もいらっしゃいます。
症状
痛み
頭痛、頸部痛、背部痛、腰痛、手足の痛み
脳神経症状
耳鳴り、聴力低下、めまい、ふらつき、視力低下、のどや顔面の違和感
自律神経症状
微熱、動悸、呼吸困難、胃腸障害、体温調節障害
高次脳機能障害
記憶力・思考力・集中力の低下
その他
倦怠感、疲労感、睡眠障害など
診断や治療
確立された診断基準や治療方法がないため、平成19年度から国において診断・治療の確立に関する研究班が設置され、平成23年度に「脳脊髄液漏出症の画像判断基準・画像診断基準」が示されました。
治療方法のひとつである硬膜外自家血注入療法(ブラッドパッチ療法)が、平成28年4月から「脳脊髄液漏出症」と診断された方の治療を行う場合に「保険適用」とされました。
脳脊髄液減少症の診療可能な医療機関などの情報については、静岡県ホームページ・下記の関係団体ホームページをご覧ください。
外部リンク
静岡県ホームページ外部リンク
静岡県ホームページ
特定非営利活動法人 脊髄液減少症患者・家族支援協会外部リンク
特定非営利活動法人 脊髄液減少症患者・家族支援協会
脳脊髄液減少症・子ども支援チーム外部リンク
脳脊髄液減少症・子ども支援チーム
静岡教育委員会ホームページ外部リンク
静岡県教育委員会ホームページ