吉田町教育大綱においては、切れ目のないつながりのある教育が掲げられています。
また、中学校になると、いじめの認知件数が増えたり、授業の理解度が下がったりするといった、いわゆる「中1ギャップ」と捉えられるような状況が見られることもあり、小学校と中学校のつながりのある教育も大変重要であると考えています。
こうしたことも踏まえ、TCPトリビンスプランにおいても、「幼保小中のつながりのある教育の推進」ということを施策の一つとして掲げています。
小中学校を貫く軸として「総合的な学習の時間」を中心に置き、カリキュラムで小学校と中学校をつないでいこうとしています。
総合的な学習の時間を「吉田探究」と呼称し、「吉田探究を通じて育てたい子供像」を「吉田の精神を受け継ぎ、未来を切り拓いていくことのできる子ども」と設定しました。
また、そこで育成を目指す資質・能力については、吉田町教育大綱や学習指導要領が示す資質・能力の三つの柱に沿って、「問題発見力」「コミュニケーション力」「内省する力」「行動力」「郷土愛」と整理しています。
この考えを基に「目指す子どもの姿」を共有し、実践を積み重ねていきます。