2014年10月10日 作成

平成25年度 吉田町決算についてお知らせします。

 平成25年度の一般会計、特別会計、水道事業会計(企業会計)の決算がまとまり、平成26年9月24日に開催された平成26年第3回吉田町議会定例会本会議において認定されましたので、町民の皆さまへお知らせします。

一般会計 決算の概要

 歳入  174億6,695万8千円
 歳出  170億4,645万2千円 

決算の特徴等

 平成25年度一般会計決算は、国の「緊急経済対策」に呼応して加速させる「津波防災まちづくり予算」として事業を執行した結果、過去最高の決算額となりました。

歳入の主な特徴

平成25年度の歳入総額は174億6,695万8千円で、前年度比71億5,502万8千円(+69.4%)の増額となりました。
これは、歳入決算額に占める国庫支出金と町債の割合が増加したことが主な理由です。
国庫支出金につきましては、50億4,867万6千円で、前年度比39億6,894万1千円(+367.6%)の増額となりました。内訳としましては、都市防災総合推進事業費23億2,298万8千円(+616.7%)の増額や地域の元気臨時交付金15億8,984万2千円(皆増)などによるものです。
 また、町債につきましては、津波避難タワー建設など津波防災まちづくりの推進により38億2,731万2千円で、前年度比27億5,101万2千円(+255.6%)の増額となりました。
 その他の特徴として、歳入全体の約3割を占める町税につきましては、54億6,956万2千円、前年度比6,909万円(△1.2%)の減額となりました。内訳としましては、個人町民税につきましては、土地・建物等の売買による譲渡所得の増により、6,008万円(+4.0%)の増額、法人町民税につきましては、税制改正に伴い6,090万9千円(△10.0%)の減額となりました。一方、固定資産税の土地につきましては、土地評価額の下落修正により、3,898万8千円(△4.0%)の減額、家屋につきましては、新築家屋の増加により、2,566万9千円(+2.3%)の増額、償却資産につきましては、新規の設備投資が見られないため、6,604万5千円(△8.0%)の減額となりました。
 寄附金につきましては、津波避難タワー建設のための寄附200万円などにより699万4千円で、前年度比491万円(+235.6%)の増額となりました。

歳出の主な特徴

 平成25年度の歳出総額は170億4,645万2千円で、前年度比74億2,167万3千円(+77.1%)の増額となりました。
 これは、津波避難タワー建設などの津波防災まちづくりを推進したことが、大幅に増加した主な理由です。
 消防費につきましては、津波避難タワー設置事業(56億6,789万9千円)などにより、61億2,074万5千円で、前年度比52億9,299万6千円(+639.4%)の増額となりました。
 その他の特徴として、民生費につきましては、すみれ保育園建設事業(10億4,156万2千円)などにより、31億8,680万2千円で、前年度比8億8,747万円(+38.6%)の増額となりました。
 土木費につきましては、富士見幹線他8路線避難路整備事業(1億8,096万6千円)や防災公園整備事業(1億3,051万5千円)などにより、17億8,303万3千円で、前年度比2億685万2千円(+13.1%)の増額となりました。

特別会計 決算の概要

土地取得事業

 歳入  4万8千円
 歳出    3千円

国民健康保険事業

 歳入  29億9,639万6千円
 歳出  28億4,173万4千円

後期高齢者医療事業

 歳入   2億1,784万円
 歳出   2億1,629万1千円

介護保険事業

 歳入   16億2,085万3千円
 歳出   15億8,263万7千円

公共下水道事業

 歳入   10億907万9千万円
 歳出   9億8,283万1千円

水道事業会計(企業会計)

収益的収支

 収入  5億3,388万9千円
 支出  4億9,632万7千円

資本的収支

 収入  3,383万円
 支出  4億9,034万4千円
 ※資本的収入額が資本的支出額に不足する額4億5,651万4千円は、減債積立金2,000万円、建設改良積立金4,000万円、過年度分消費税資本的収支調整額926万6千円、過年度分損益勘定留保資金3億8,724万8千円で補てんしました。

ここでは、

  • 平成25年度決算状況「まちの家計簿」
  • 平成25年度 吉田町歳入歳出決算書、吉田町水道事業会計決算書
  • 平成25年度 吉田町一般会計歳入歳出決算参考資料、水道事業会計決算資料

が、ご覧いただけます。

関連資料