公共交通の現状

 「公共交通」とは、子どもから高齢者まで誰もが利用できる、鉄道、バス、タクシー等のことを言い、誰でも利用できる公共交通は、欠かすことのできない社会基盤としての役割を担っています。

  しかし、自家用車の普及等により、地方の公共交通は利用者が減少傾向にあり、結果路線も減少し続けています。県内の乗合バス事業の現状をみても、輸送人員の減少に歯止めがかからない状況にあり、ピーク時の昭和40~50年代と比べ、本県の乗合バス輸送人員は1/4まで減少しています。

グラフ

 地域のみんなが豊かに暮らすために、地域の公共交通はとても重要です!

 

 地域には色々な人が住み、通院や買い物、通学や通勤、観光等色々な場面で公共交通を必要としています。公共交通があることにより、一人ひとりが自立した生活を送れ、そして町に人を呼び込むことができ、賑わいや活気へとつながります。公共交通は、まちづくりには欠かせない大切な要素なのです。

 公共交通を維持していく上で何よりも重要なのは、多くの人に利用していただくことです。皆さんも、是非一度公共交通の利用について、考えてみていただければと思います。