令和4年6月以降、静岡県内でも「重症熱性血小板減少症候群」の患者が確認されています。

 春から秋にかけてマダニの活動が盛んになる時期です。

 レジャーや農作業などでの野山や草むら、畑などに入るとマダニにかまれることがあります。

 マダニが病原体を保有していると、かまれた人が「重症熱性血小板減少症候群」、「日本紅斑熱」などの感染症にかかる危険性がありますので、野外でのダニ対策をしましょう。

マダニ対策

マダニにかまれないようにしましょう!

●特にマダニの活動が盛んな、春から秋にかけて注意が必要です。

●野山や草むら、畑などに入るときは、耳を覆う帽子、首に巻くタオル、長袖・長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくしてください。

●マダニ用に市販されている忌避剤はありますが、マダニの付着を完全に防ぐことはできませんので、他の防護手段と組み合わせて対策を取りましょう。

屋外活動後は、マダニにかまれていないか確認しましょう!

●マダニにかまれた場合は、数日間、体調の変化に注意しましょう。

●発熱、発疹等の症状がみられたら、早めに医療機関を受診し、マダニにかまれた可能性があることを医師に伝えましょう。

ペットに付着して、マダニが家の中に入ってくることもあります!

●飼育している犬や猫などにもダニ駆除剤を使用しましょう。

●できる限り猫は室内飼いにして外に出さないようにしましょう。