感染経路

ジカ熱は、その原因となるウィルスに感染した人を刺して血を吸った蚊が(日本では、主にヒトスジシマカ)が、また別の人を刺すことで感染を広げていきます。

症状

感染してもすべての人に症状が出るわけではありません。

症状としては、発熱や関節の痛み、発疹が1週間ほど続きます。

妊娠中にジカウィルスに感染すると、お腹の中の赤ちゃんが小頭症になることがあるといわれています。

予防

  (1)蚊に刺されないようにする

◎やぶなど蚊がいそうな場所に行く時は、長袖、長ズボンなど肌の露出が少ない服装にし、素足でのサンダル履きを避けましょう。

◎虫よけスプレーや蚊取り線香などを適切に使用するようにしましょう。

  (2)蚊をできるだけ発生させない

◎蚊(ヒトスジシマカ)は、屋外に置かれた植木鉢の受け皿や空き缶、野積みされた古タイヤに溜まった雨水など、小さな水たまりを好んで卵を産み付けます。住まいの周囲を点検して不要な水たまりをなくすようにしましょう。

◎下草などは刈っておくようにしましょう。